全国中学校進路指導・キャリア教育連絡協議会

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東京都中学校進路指導研究会会長で
大田区矢口中学校校長の齋藤淳先生が
荒川区立学校の教員2年次研修で
「なりきりカード」を活用してくださいました。

キャリア教育についてお話なさった後に、
先生方が実際に適性診断をしてカードを選び、
ペアを組みインタビューを体験したそうです。

先生方にやってもらう前に、
アドリブをいれながら、
斎藤先生ご自身が
お一人の先生にインタビューを実践。

「おかげで皆さまがイメージを掴み、
ためらうことなく取り組んでくれました。」
とおっしゃっていました。

体験した先生方からは
「導入で使える!」「小学校でも使える!」 と、
感想が聞かれたとのこと。

齋藤先生は矢口中学校1年生の授業でも実践。
まずは1年生の学年集会で
インタビューの模範演技を見せた後、
担任が各クラスで実施してくださいました。


課題として、
クラスの状態や担任のキャラクター
によって
盛り上がり方が違っていたとのこと。

「どこまで楽しんでやっていいのかどうか、
そのあたりを先生が示していくことが大切。
硬い感じの授業にならないよう、よりスムースに
取り組めるような工夫があればいいですね」
とアドバイスいただきました。

なりきりカードを使用する前に、
アイスブレーキング的な活動が入ると、
より活発に取り組めるのかもしれません。
貴重なアドバイス、ありがたいです。

インタビューゲームの前後の授業や活動を
充実させていくことが大切ですね。

「職業人なりきりカード」は
工夫を加えたり、応用することで、
様々な効果を期待できる教材だと思います。
多くの人達に体験していただきたいです。